2015年6月3日水曜日

今日は何の日?「測量の日」

 おはようございます。
雨ですね~。昨日はうっかり洗濯物を外に干したまま寝そうになって、危なかったS信です。窓を開けていたら聞こえた女の子の「でも雨降るんでしょ~?」という一言がなければ今頃は失意のどん底でしたね。あの時の女の子、ありがとう…!(笑)


それでは今日は何の日?本日はYまぐちさんから。


63日は測量の日』です。

昭和2463日に「測量法」が制定されたことに基づく。平成元年、建設省(現、国土交通省)が測量法の制定40周年を記念し、これ以後毎年63日を『測量の日』とした。この「測量」という言葉は中国の「側天量地」という言葉から考案したことが由来。

  日本で初めて「測量」という言葉が書物にでてくるのは、「秘伝地域図法大全集(1717年 儒学者 細井広沢)」。
「測量」とは、平面や高さの測量があり、その方法も様々なものがある。
 
 歴史としては日本では、豊臣秀吉による「太閤検地」など土地を把握する試みはあったが、高精度な広域測量といえるのは、1800年頃から行われた伊能忠による全国の測量が最初である。17年かけて完成した「大日本沿海実測図」は全国各地で展会が行われてきた。伊能図は海岸線や街道が主体であった。
明治時代になり、農地開発、軍隊配置計画などのため、全国に三角を設置し、地図作成を行った。「三角測量」という。これは新田次郎の小説を2009年に映画化した「剱岳 点の記」という作品の中にもあり、日本の近代化の幕開けであった明治時代において、全国の地図を完成するための測量の物語である。

測量の世界遺産として、ユネスコ世界遺産に唯一登録されたものが「シュトルーベの測地孤」である。ノルウェーから黒海まで2820kmにわたって広がる三角測量の測量点群で、天文学者フリードリッヒ・シュトルーヴェによって1816年から1855年に実施された測量で使用されたもの。
 
 測量については、一般に広くは認識されないことから、関心を高めてもらう目的で平成元年からの「測量の日」にちなんだ各種イベントを毎年各地で実施している。
 中部では、「中部地方測量部」によって、講演会(名古屋市)、地図教室(管内各県の小学校)、測量競技会への取組み支援(管内の農業高校・工業高校)、国土交通Day(名古屋市)、出前授業(三重県内の測量系高校)などをおこなっている。また、ほかにも全国各地で2015年の関連イベントが行われる予定。

私は個人的に地理が苦手なので、車の運転もカーナビ様様です。十分な設備や移動手段もない時代に地図を作った昔の人々につくづく尊敬の念を抱きました。

【参考資料】
  Web 「国土交通」No.102 MLIT 歴史アーカイブス「測量の歴史」他

  図書「伊能図に学ぶ」 448.9/024 / AV 「剱岳 点の記」 DV 77/791



以上です。Yまぐちさんありがとうございました。

測量の日があるなんて全然知らなかった。伊能忠敬は学校で習いましたね~。私も重度の方向音痴なので、知らない場所へ出かける際は地図アプリなしではたどり着けません…(^◇^;)
AV資料の「剱岳」も今まで何度か貸出がありましたよ(`・ω・´)本物の大自然を撮影することにこだわって作られたそうなので、見ごたえのある映画になっていると思います。雨でムシムシする午後も、AVセンターで雪山を観て涼みませんか?(^O^)/笑



AVセンター S信









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