2015年4月17日金曜日

今日は何の日?「徳川家康没日」

おはようございます。
今日は暖かくなるのかと思っていたのですが、わりと風が冷たくて天気も安定しないみたいですね。出勤時には向かい風に阻まれましたが雨には降られなかったので、しゃーなしでよしとしておきましょう。となぜか上から目線なS信が今日もお送りいたします。

今日は何の日?本日はYまぐちさんから。



4月17日 徳川家康 没日

本日は「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」で有名な江戸幕府・初代将軍『徳川家康』の亡くなった日です。
1616年(元和2年)4月17日、75歳をもってこの世を去りました。日本史上屈指の有名人 徳川家康ですが、その死因については3つの説があり、中でも最もよく言われる俗説、「天ぷらの食べ過ぎ」について、この噂の根拠となる出来事が実際に記されているのでご紹介します

一説によると、1616年1月21日、家康は高年齢75歳にも関わらず、駿府郊外へ鷹狩りに出かけます。真冬の寒い時期に鷹狩りをしていた家康は、案の定狩りの途中で倒れてしまい、近くの田中城(藤枝市)に運ばれ、その休養中に側近の「茶屋四朗次郎清次」がお見舞いにあらわれました。彼に会い少し元気を取り戻した家康は、お見舞いに持参された品の、当時京の上方で流行っていたという鯛の天ぷら(「鯛の南蛮漬け」とも記される)を食べたのですが、この天ぷらが原因であったのか、その夜中の2時頃に腹痛に見舞われ、またのどに痰がつまり苦しみだしたそうです。街医の片山宗哲が診察しましたが、家康は街医の投薬を嫌がり、自製の万病丹、銀液丹などを数十粒飲み一時回復・・25日には駿府に戻りました。

ただ、病床についたのは1月で、亡くなったのが4月であることから、この天ぷら説は死期を早めた・・ということはあるかもしれませんが、直接の死因であるとは考え難く、やはり俗説とされています。別の一説によると、胃癌ではなかったか・・ともいわれているそうです。

家康が床に就いてから2ヶ月後の3月、家康の容態は悪化の一途をたどり、天皇の計らいで21日には太政大臣に任じられ感激した家康でしたが、27日からは全く食欲がなくなり、『死』を悟るようになります。その後家臣にかたみわけ、側近への生来の仕置などを遺言し、外様大名に対しては「もし(徳川)秀忠の政務によくないことがあれば汝らが代わって天下をとれ。天下は一人の天下ではなく、天下の天下であるから、たとえそうなっても自分は恨まない」と言い残しています。

また、納戸番に自分の刀を出させ、「これで誰か罪人をためし斬りしてこい」と命じ、その血の刀を素振りしながら「われこの剣をもって末代まで子孫を守る」と言い、それを枕元に置きました。これは臨終にためし斬りをしてその血刀をまつるという神道の奥義であり、一つの儀式であるといわれています。徳川幕府が長年続いたのは、この家康の死に際の信念があったからかもしれませんね。 こうして徳川家康は1616年(元和2年)4月17日、75歳をもってこの世を去りました。
 
ちなみに、家康の体質について・・家康は75歳の長寿をまっとうしたもので、生来強健であったことは確かであり、長い生涯の間に色々な病気もしましたが、薬好きの家康はお手製の万病丹を飲んで治したり、44歳の頃に背中に悪性のはりものができた時もハマグリの貝殻を使い自分で治そうとした・・と記されています。昨年末に終演を迎えたNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の中でも、家康が常に薬草を「薬研(やげん・・薬草をつぶす道具)」を使って薬を作る場面も多々ありましたね。

文面が長くなってしまいましたが、奥が深いこのお話はその時代の流行りものや家康の人柄などが知ることができたので、また改めて深く調べるととても面白そうに感じました。

参考文献 図書:☆「徳川将軍列伝」 210.5/0703 ☆枠谷文庫 「北島正元著 徳川家康 組織者の肖像」 289.1/To36
       AV : 「その時歴史が動いた【2】NHK 徳川家康 三方原の丈ばくち ~敗れて学ぶ覇者の哲学~」 VT21/52(2)
       @nifty ココログ 今日は何の日? 徒然日記・・・より




以上です。Yまぐちさんありがとうございました。


天ぷらの食べ過ぎ死亡説があるなんて、有名な家康にもなんだか親しみがわいてしまいますね。好きなものを食べて死ねるなら本望かも…なんて考えてしまいました。

そしてわたくしごと?ですが、今日は直接の師であるM川さんの最後の出勤日です。
私はAVセンターのことは一から彼に教えてもらったので本当に寂しくてなりませんが、M川さんも新天地で頑張るということですので、笑顔でお見送りしようと思います。
春は出会いと別れの季節。
M川さんのこれからに、幸あれ!(*^▽^*)/☆★





AVセンター S信















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