2017年10月26日木曜日

未図屋工房のあれこれ


~ある日の患者さん8~



図屋工房です。
ある日の患者さんをご紹介します。


昭和14年発行の雑誌です。
古書のため、受入れ時すでに傷みがありました。
立てて配架、そして閲覧・利用に耐えられるように修理をすることになりました。


天の部分が・・・!!



表紙やページに約30か所の欠損があります


紙の厚さ、色味が近い和紙で補修しました。 
余白が広く、本文にはほとんど影響なしです。

これは図版のページ


安心してご利用いただけるようになったかな。


☆未図屋工房☆
読み方:みずやこうぼう。修理・製本を担当。
水屋を作業場としているので、みずや(水屋)工房。そこに「未来へ大切な図書資料をつなぎたい」という想いをのせて、「未図屋工房」と命名

にほんブログ村 その他日記ブログ 専門職日記へ
にほんブログ村

0 件のコメント :