2017年8月18日金曜日

未図屋工房のあれこれ


~今日のデモ~


未図屋工房です。


昨日と今日のデモンストレーションでは、資料の背にノコギリで溝をつける処理を行いました。
司書講習生のリピーターさん達が見に来てくれました。
 

1987年出版の無線綴じ資料です。

背が複数箇所、割れています
背が割れてページが外れていたものを、あらかじめ解体して接着剤を取り除き、すぐにノコが入れられる状態にしておきました。


背の接着剤を取り除きました
ちなみに背から取り除いた接着剤は
こんな感じです


今日はどしゃぶりの雨のち曇りのち雷のお天気です。
ほの暗いエントランスに、怪しくノコギリの音が響きます。
以前、ノコギリの音を聞いて、何事かと飛んで来てくれた利用者さんがありました。説明しても怪訝そうなご様子でしたが、そりゃそうだ。本の補修にノコギリを使うとは思わないですよね。

1-2ミリ程度の深さの溝をつけて
補助芯に麻糸を入れました

今回は麻糸を使いましたが、麻ひもや和紙を使う方法もあります。
治し方はケースバイケースでひとつじゃないんですよね。難しい・・・
熱心な講習生とお話しながらの楽しいデモでした。

☆未図屋工房☆
読み方:みずやこうぼう。修理・製本を担当。
水屋を作業場としているので、みずや(水屋)工房。そこに「未来へ大切な図書資料をつなぎたい」という想いをのせて、「未図屋工房」と命名



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