2015年7月23日木曜日

デモンストレーション@未図屋工房

未図屋工房です。
破損図書の修理、初めてのデモンストレーションをおこないました。
午前と午後に各1回、それぞれ内容を変え、「ページ破れの補修」「壊れた背表紙の補修」を見ていただきました。

学生達はちょうど試験期。また、司書講習生の図書館利用もある時期です。
準備の段階では、利用者に「何かやっているな」とチラ見、意識してもらえれば、初回はまあOK!と思っていましたが、始めてみたら予想していたより反響がありました。

学生A「修理だって。」
学生B「へぇ~」
学生C「すごい」
学生D「電子より紙の本が好きなんです。また見に来ます。」
一般女「ページが外れちゃったんだけど、背に糊つけて入れ込めばいいの?」
学生E「和紙貼ってんだ。和紙!和紙!」
卒業生「飽きちゃったから、もう行くわ」

などなど色々と声をかけていただき、30分程度の予定だったデモ時間を大幅に延長しました。

現在、「優しい本の使い方」を紹介する企画展示をしています。その真横でおこなったデモンストレーション。
本を大切に感じてもらい、また利用者による善意のセロテープ補修なども減っていくと良いなとも思います。
今後も内容、時間を工夫、調整しながら、やっていきたいと思います。

※未図屋工房
読み方:みずやこうぼう。水屋を作業場としているので、みずや(水屋)工房。そこに「未来へ大切な図書資料をつなぎたい」という想いをのせて、「未図屋工房」と命名。


Ps.代わる代わる覗きに来てくれたクルーの皆に感謝!ふと、顔を上げると仲間の笑顔があり、とても心強かったよ。





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